北野善知
説明:
■はじまりの詩歌
あたらしい、素敵なことがはじまる
■イーハトーブの森
イーハトーブの森の天より高い空へと、榛の木が背伸びすればくだけてひかる
■私たちが魚だった頃
動物や昆虫や植物には「意識がない」という人もいますが、果たしてそうでしょ
うか?人間のように「読み書き」はできなくても、少なくとも捕食や繁殖を行っ
ている訳ですから、そこには人間には想像できない意識が存在するのではないで
しょうか。微生物の時間感覚・・・。
■たぶん恋・・・
和服姿で畳の上に佇み、縁側越しに庭の遠くを眺め、あの人を想います。
■牛越橋
小学生は学校が終わるとその川に行って釣りをします。夏休みに裸になって泳ぎ
ます。秋にはその橋のたもとでたくさんの家族が集まって芋煮会が開かれます。
普通の橋もその人にとっては普通の橋ではないのです。
■葉色に描かれた雨
森に降る雨、静かな雨音は木々に反射して森が響きます。森の木々も音を聴きま
す。
